【受講料】
各パート(全3回)1,500円(学生 1,000円)
【定   員】
250名
【時   間】
18:30〜20:15(受付開始 17:45)
【場   所】
損保ジャパン本社ビル2F大会議室講座開催場所地図

オープニング特別講座|参加費無料、定員250名(先着順)です

"洞爺湖サミット"を読む〜どうなる、気候変動次期枠組〜

全世界注目の洞爺湖サミット。
各界のパネリストが分かりやすくひも解きます。

【日   時】
5月31日(土)13:30〜16:30(受付開始 12:30)
  • レポート
  • お申し込み受け付けは終了しました
基調講演
植田 和弘 氏
(京都大学大学院経済学研究科・地球環境学堂教授)
パネルディスカッション
浅岡 美恵 氏
(NPO法人気候ネットワーク理事長)
浜中 裕徳 氏
(財団法人地球環境戦略研究機関理事長)
原  剛  氏
(前早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、毎日新聞客員編集委員)
桝本 晃章 氏
(東京電力株式会社顧問、元日本経団連地球環境部会長)
植田 和弘 氏
※基調講演より引続き参加

パート1学ぼう 温暖化・日本の役割7月1・15・22日(火)

7月1日

日本の温暖化政策に必要な大きな仕組み

レポート 竹内 敬二 氏朝日新聞 編集委員

外国の人から、「日本の温暖化政策の柱は?」と聞かれたら、何と答えるのでしょうか。経団連の自主行動計画?電化製品などの「トップランナー型」規制?個人のライフスタイルの見直し?税金や国内排出量取引といった「大きな仕組み」をつくる動きにはなりにくいのです。なぜでしょうか。


7月15日

地球環境問題と途上国援助(ODA)

レポート 荒木 光弥 氏国際開発ジャーナル社 主幹

世界人口に占める先進工業国の比率は20%。ところが、世界人口に占める比率が80%の開発途上国は世界の富の20%しか占めていないといわれています。それが世界のジレンマであり、今では地球環境問題のジレンマになっています。途上国は先進工業国のツケ(地球温暖化)を等しくかぶることはない、と京都議定書にひややかです。しかし、世界人口の80%を占める途上国が地球温暖化防止の枠組みに入らないと、地球規模の解決になりません。それに途上国援助がどう対応していくか、そのあり方を探ってみたいと思います。


7月22日

地球温暖化問題について

レポート 南川 秀樹 氏環境省 大臣官房長

7月7日に、北海道洞爺湖サミットが開催されます。日、米、英、仏などの先進8カ国に加え、中、印、伯などの新興経済国も首脳が参加し、当面する重要事項への取り組みを話し合う年に一度の世界会議です。このサミットの最大の議題が地球温暖化を中心とする気候変動問題であり、我が国がいかに世界のリーダーシップを取ることができるかが問われています。国内・国際の動きを含めお話します。

パート2次世代へつなぐ 生物多様性9月2・16・30日(火)

9月2日

「いきものにぎわい」そして「SATOYAMA」を考える

レポート 渡邉 綱男 氏環境省 自然環境局 自然環境計画課長

昨年11月に「いきものにぎわいの国づくり」を目指して、第三次生物多様性国家戦略が策定されました。1992年の地球サミットにあわせて、地球温暖化防止のための条約とともに採択された、生物多様性条約に基づいて各国がつくるものです。私たちの暮らしに恵みをもたらす生物や生態系が危機的な状況にあります。地球温暖化による影響も心配されます。豊かな生物多様性と共に暮らす生き方について皆さんと考えたいと思います。


9月16日

「かつて普通の、今絶滅危惧種」から考える日本の生物多様性の危機

レポート 鷲谷 いづみ 氏東京大学大学院 教授・日本学術会議 会員

日本列島には、かつては生活域で普通にみられたのに現在では絶滅を危惧しなければならない生物種が多くみられます。それらは、本来の生息・生育場所は氾濫原ですが、人間活動が始まった後には、水田、ため池、用水、雑木林、草原などを代替生息場所として私たちの身近なところで暮らしてきた生き物たちです。それらにとっての危機の原因やその絡まり合い、解決に向けた対策について保全生態学の立場から解説します。


9月30日

生物の多様性を実感するために〜動物飼養の現代的意義〜

レポート 中川 志郎 氏財団法人 日本動物愛護協会 理事長

私たち現代人は今、生物の多様性について実感し難い環境で生活しています。世界の都市生活者が全人口の5割を超え、2030年には7割に達しようとしているのです。どこをみても同種のヒト・homo sapienceばかりという都市環境で生物多様性を実感し、その意義を見出だすことは難しいことです。ただ、一つの方法として都市型動植物や動植物園生物を介して迫ることは可能でしょう。本論では家庭動物や動物園動物を介してのアプローチを展開したいと思います。

パート3五感で感じる 自然・文化10月7・21・28日(火)

10月7日

「音の風景」を訪ねて

レポート 鳥越 けい子 氏青山学院大学 総合文化政策学部 教授

「音の風景(サウンドスケープ)」は、「音の世界」を切り口に「形あるもの・見えるモノを超えた世界」「記憶やイメージの世界」も含めて、環境をとらえようという考え方です。本講演では、オホーツク海の「流氷の鳴き声」から西表島の「マングローブの森の音」まで、日本各地のいくつかの音風景を紹介しながら、音の風景としての環境資源の特徴、またそれを護り伝えていくための活動にはどのようなものがあるかをお話しします。


10月21日

景観から観た日本の心

レポート 涌井 雅之 氏造園家・桐蔭横浜大学 医用工学部 特任教授・中部大学 応用生物学部 教授

地域遺伝子としての景観 ー「景観十年、風景百年、風土千年」。景観が持つ力を考えます。日本の風景・風土。地域特有の文化と日本人としての遺伝子。いま注目されている里山の役割など、景観を通して日本を、そして地域を再認識します。


10月28日

ガイアの叡智、自然治癒力

レポート 龍村 仁 氏映画 「地球交響曲」 監督

「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」の撮影を通じて、気温50度の砂漠地帯からマイナス40度の北極圏まで数多くの過酷な自然を訪れ、そこに生きる先住民文化の叡智を学んできました。それは、母なる居、地球(ガイア)が、38億年の歳月をかけて私達人類に与えた生命の叡智であり、大都会に住む私達の中にも、消えることなく残っています。その叡智、すなわち生命の自然治癒力を甦らせることこそ、環境問題に取り組む原点だと考え、具体的な体験を通してお話しします。

パート4誰にでもできる エコアクション11月4・11・18日(火)

11月4日

食育のすすめ 〜大切なものを失った日本人〜

レポート 服部 幸應 氏服部栄養専門学校 校長・医学博士

  1. 何を食べたら安全で健康になるか、自分で判断出来る力を持てる選食能力を身に付ける。健康ですこやかに健康寿命をのばし、生涯現役を。食生活習慣病にならないための指導体制の確立。
  2. 躾として、箸の適切な持ち方、マナー、(バラバラ食やバッカリ食)等の指導。
  3. 食料問題の意識付け。リサイクル料理や残飯を出さない指導。
など、食育の三本柱を中心にお話します。


11月11日

埼玉県小川町発 食・エネルギー自給循環型のまちづくり

レポート 金子 美登 氏霜里農場 代表

埼玉県小川町で霜里農場(水田1.5ha、畑1.5ha、山林1.7ha)を営んでいます。1971年、農林水産省農業者大学校を第一期生として卒業後、徹底した有機農業をスタート。消費者と提携したり、国内外から多くの研修生を受け入れています。「自分の食べ物は自分でつくる」「自分のいのちは自分で守る」「自分のいのちを他人に預けない」という価値観を大切に、身近な資源をいかしながら食とエネルギーを自給し、自立する生き方を実践してきました。そんな話を中心に多くの方々にお伝えしたいと思っています。


11月18日

イエ(家)コロジーでCO2削減!

レポート 赤星 たみこ 氏漫画家・エッセイスト

家庭から排出されるCO2を減らすには、まず家の構造を考えること。
断熱をしっかりすることで、燃料費が激減した我家の実例を紹介し、家の造りを根本から見直すことを提唱します。大がかりなリフォームなしでも、カーテンやカーペットの使い方ひとつで、冷暖房の効率がUPします。

お申し込み方法

受講料

  • 各パート 1,500円(全3回)※学生 1,000円
  • *(社)日本環境教育フォーラム会員の方または入会希望の方は、直接お電話で同フォーラム(TEL 03-3350-6770)へお申込みください。
  • *「特別講座」は無料で受講できます。ご希望される場合には別途お申し込み手続きが必要です。
  • *ご入金後のキャンセルは致しかねますのでご了承ください。

定員

  • 250名 *定員になり次第締め切りといたします。

申込先・お問い合わせ先

  • 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
    (株)損害保険ジャパン CSR・環境推進室内
    「市民のための環境公開講座」事務局
  • TEL 03-3349-9598 FAX 03-3349-3304

個人情報の取扱いについて

申込書に記載いただいた個人情報は、本講座の受講のご案内等、講座の運営に必要な範囲で、事務局である、(社)日本環境教育フォーラム、(財)SOMPO環境財団、(株)損害保険ジャパン、の3者が取得、利用させていただきます。

場所

  • 損保ジャパン本社ビル 2F大会議室
  • 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
    (新宿駅西口より徒歩7分)
  • 温室効果ガス削減のため、「チーム・マイナス6%」に賛同し、室温を調整しております。
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