終了 2012年10月27日(土)

若手社会人・大学生向け「社会を変えるシゴト・ワークショップ」

大学生・若手社会人の皆さんと一緒に「働くこと」に向き合い、自分がどのような仕事を通じて社会に貢献し、社会を変えていくことができるのか考える時間です。前半は「社会を変えるシゴト」に関わっている数名のスピーカーの皆さんに、現在の仕事やそこに至るまでの経験などをお話いただきます。後半は参加者自身が自分の課題や目標について考え、今後の具体的なアクションを考えるワークショップの時間となります。

ファシリテーター
青木 将幸 氏 青木将幸ファシリテーター事務所 代表
スピーカー
田中 理恵 氏 NPO法人てごねっと石見 理事
本村 拓人 氏 株式会社Granma 代表取締役
守谷 修 氏  国土交通省 都市局公園緑地・景観課 防災安全管理係長

日時:2012年10月27日(土) 13:30開場 14:00開始 18:00終了予定
会場:損保ジャパン本社ビル 2F会議室 新宿区西新宿1-26-1(新宿駅より徒歩10分)
定員:先着50名 *対象は学生・若手社会人(10代〜30代まで)
参加費:500円

申込

メールにて以下の要領でお申込下さい。
【宛先】ECo@sompo-japan.co.jp
【件名】社会を変えるシゴト申込
【内容】1.氏名 2.ふりがな 3.ご年齢 4.所属(学校名/会社・団体名)5.電話番号 6.メールアドレス
【締切】定員(50名)になり次第、締め切らせていただきます。

講師紹介

青木 将幸

青木将幸ファシリテーター事務所 代表

1976年熊野出身。18才の時に上京して、東京農工大学にて森林生態学を学ぶ。環境NGO/A SEED JAPANなどで活動するなか「それぞれの持ち味が発揮される組織づくり」に関心を寄せる。1999年より有限会社ワークショップ・ミューに参画し、市民社会づくりに関する企画の仕事に携わる。2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立。以来、様々な会議・ワークショップの進行役として、各地を巡っている。2012年、淡路島に移住し、生活と仕事の転換をしている最中。

メッセージ
「仕事」という言葉は「事に仕える」と書きます。みなさんは、どのような「事」に仕えたいと思うでしょうか?
仕事は単にお金をかせぐためのもの、と考えることもできますが、自分自身を成長させる機会でもあり、同時に、自身がどのように社会にコミットしてゆきたいのかを表現するものとして捉えることも可能です。
ゲストのお話を聴きながら、同時に、自分自身の命題として、「仕事」を捉えてみようと思います。

本村 拓人(もとむら たくと)

株式会社Granma代表取締役 / 世界を変えるデザイン展実行委員会
Honey Bee Network Spokesman in Japan / Design for Freedom代表

2005年 State University of New York Morriville 中退
2007年 有限会社テトルクリエイティブ
2009年 株式会社グランマ設立・代表取締役
2010年 世界を変えるデザイン展実行委員長
2012年 Design For Freedom代表

メッセージ
私がこれまで数々の“社会を変える仕事”に携わっていらっしゃる方々が共通して持つ資質として“想像力”をフルに活用している傾向があるように思います。彼らはその想像力から得た数々の好奇心や疑問を行動力の源泉に変換させ、所々で直面する小さな課題を様々な人を巻き込みながら解決していきます。そして、彼らは世界の貧困問題や環境問題といった大きな社会課題を解決する持続可能な仕組みを作っていきます。
私たちの場合、それが“放浪”という経験であり、そこで得た想像力こそ“貧困がないセカイ”でした。途上国と比べると、私たち日本人は想像力を育てやすい環境にいると思っています。ですから、今回参加される皆様にも“社会を変える仕事”は作り出せるはずです。
一緒によりよい未来を想像する一日となれるよう私も頑張りたいと思います!!

田中 理恵

NPO法人てごねっと石見 理事

1983年島根県安来市生まれ。徳島大学総合科学部人間社会学科卒業。社会学、まちづくりを専攻。(株)リクルートに入社。退職後、島根にUターンし、フリーランスの広告代理業。その後、視野を広げる為に商工会の経営支援課に。地域振興の現場に触れながら、島根に必要なのは情報発信と若者の人材育成だと認識。
2010年秋、江津市ソーシャルビジネスコンテストに応募。課題解決プロデューサー部門で大賞受賞。2011年4月、江津市に移住し、NPOてごねっと石見 理事に就任。大学生と地域の成長やUIターン支援の為の島根県ビジネスプランコンテスト、ツアーなどを企画、運営に従事。また、小学校、中学校、高校でのキャリア教育の講演や授業のコーディネートなども行う。NPOの仕事の傍ら、広告プランナーとして取材、ライターの仕事も手がける。

メッセージ
みなさんがとらえる「社会」とは何ですか?私が見ている社会とは、人口2万5千人の小さな町です。空き家集落に住み、事務所も空き店舗だらけの商店街に構えています。過疎の先進地と呼ばれる島根県。小さな町で起きていることは、これから多くの地域が歩む道。そこでの挑戦は答えがないからこそ面白い。
今回のテーマの「社会の役に立つシゴト」。島根暮らしは、もしかしてそこに存在すること自体が地域の役にたっているかもしれません。

守谷 修

国土交通省都市局公園緑地・景観課防災安全管理係長

2005年に東京大学に入学。工学部都市工学科で都市環境計画、ランドスケープデザイン、まちづくりを専攻するとともに、2006年に損保ジャパンCSOラーニング制度で日本環境教育フォーラムにインターン。2009年に大学を卒業し、国土交通省に入省。国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県明日香村)で新しい公園整備に向けた構想・計画づくり、調整などを約1年半担当。その後本省(東京)に戻り、全国の市町村の歴史まちづくりを支援する業務などを約1年半担当。
現在は、全国の都市公園の現況調査、課内の連絡・調整などを担当。

メッセージ
皆さん、「社会を変えるシゴト」とはどのようなものだと思いますか?
私は行政という立場で「社会の役に立つため」働いているつもりですが、「社会を変える」と言われると正直「?」となってしまいます。
当日は私のシゴトを紹介しつつ、皆さんと議論して一緒に考えることができればと考えています。