三重県「損保ジャパンふれあいの森」協定記念 「市民のための環境公開講座」 美し国・三重の森と海を語る
損保ジャパンは、三重県、津市と「企業の森」協定を締結し、森林づくりに参画することになりました。 これを記念して、同社が日本環境教育フォーラムと東京本社で15年間実施してきました「市民のための環境公開講座」をシンポジウム形式で開催します。 三重の豊かな森、海を見つめ直し、身近な環境から温暖化という地球規模の環境問題について考えていきます。ご友人などお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
日時:2008年2月2日(土) 14時〜16時30分(受付開始 13時30分〜)
会場:三重県総合文化センター小ホール
参加費:無料(定員300名)※定員になり次第締め切りとなります。
基調講演 森から未来をみる C.W.ニコル氏(作家、  ㈶C.W.ニコル・アファンの森財団理事長)

講座は終了いたしました。ダイジェストを掲載しています。

プログラム

14:00 主催者挨拶 (株)損害保険ジャパン   取締役常務執行役員・中部本部長 大川 純一郎

14:10 基調講演 「森から未来を見る 」 C.W.ニコル氏(作家、  ㈶C.W.ニコル・アファンの森財団理事長)

休憩

15:20 パネルディスカッション
パネリスト
速水 亨氏(速水林業代表、㈳日本林業経営者協会会長)
木村 政生氏(林学博士、元神宮司庁営林部長)
大西 かおり氏(NPO法人大杉谷自然学校校長)
石原 義剛 氏(「海の博物館」館長)
コーディネーター
岡島 成行(㈳日本環境教育フォーラム理事長)

16:30 終了

講師略歴

基調講演

C.W.ニコル氏(作家、㈶C.W.ニコル・アファンの森財団理事長)

1940年英国ウェールズ生まれ。カナダへ渡り、水産調査局淡水研究所の主任技官、環境保護局の環境問題緊急対策官など歴任し、環境保護運動に従事する。1980年より長野県黒姫に居を定めて執筆活動。1995年、日本国籍を取得。2002年、財団法人C.Wニコル・アファンの森財団を設立。

パネルディスカッション

速水 亨氏(速水林業代表、㈳日本林業経営者協会会長)

1953年三重県生まれ。家業の林業に従事し、2000年、世界的な環境管理林業の認証である「FSC」を日本で初めて取得。環境省中央環境審議会臨時委員、農林水産省林政審議会委員等を歴任。

木村 政生氏(林学博士、元神宮司庁営林部長)

1935年三重県生まれ。三重大学農学部農林学科卒業、専攻は森林生態学。神宮司庁営林部長として伊勢神宮宮域林の復元に携わる。現在は神宮自然保護委員会委員。

大西 かおり氏(NPO法人大杉谷自然学校校長)

1972年三重県生まれ。2001年、大杉谷自然学校設立。地域の文化伝統の消失、衰退や林業不景気による森林荒廃について環境教育を通じて社会に問題提起を続けている。

石原 義剛氏(「海の博物館」館長)

1937年三重県生まれ。1971年「海の博物館」開館、1973年同館長に就任。三重大学客員教授。専門分野は、近代漁業史、漁業民俗(祭り・船)、海の環境、博物館学。

コーディネーター

岡島 成行氏(㈳日本環境教育フォーラム理事長)

1944年神奈川県生まれ。読売新聞記者、同解説部次長を経て現職。1988 年国連環境計画より「グローバル500賞」受賞。大妻女子大学教授。